リニア開業応援キャラクター「くリニアくん」も静岡県知事選の動向を注視 岐阜・中津川市

メ~テレ(名古屋テレビ)

川勝知事の辞職に伴う静岡県知事選が9日に告示され、新人6人が立候補しました。争点の1つが、川勝知事が着工を認めてこなかったリニア新幹線の静岡工区の行方です。岐阜県中津川市ではリニアの早期開業を待ちわびる声が聞かれました。

岐阜県駅(仮称)の建設が進む、岐阜県中津川市の市民たちは静岡県知事選をどう見ているのでしょうか? 30代 「なかなかハードルが高くて行けなかったところに行きやすくなるかな。(開業)延期になってしまったものは仕方がないけど、早くスムーズにいくといいかな」 70代 「これからどんどん進んでいくといいけどね。リニアを推進していってくれるような知事さんがいいわね」 静岡県知事選の動向を気にしているのは、市民のほかにもいます。 中津川市特産の「栗」とリニア中央新幹線をモチーフにしたボディの中津川商工会議所の推奨キャラクター「くリニアくん」です。 生みの親は孫との栗拾いが秋の楽しみという、「東濃工業」の若森まり子社長です。 若森さん 「関東に行ったりすると『中津川ってどこにあるんですか』と聞かれる場合も多々ありますので、リニアが通ることで中津川の街をもっともっと、皆さんに和菓子だけでなく知ってもらえたらなと思っています」

新型コロナの影響で久しぶりの出番

「くリニアくん」は2014年に活動開始。 市内のイベントやお祭りに登場し、リニア開業に向けて地元を盛り上げてきました。 当初の開業時期「2027年」と書かれたグッズも用意していました。 しかし、新型コロナの影響で、ここ数年は出番がなく、この日、久しぶりの登場です。 若森さん 「こっちも年取っちゃいましたけど、久々の登場です」 今後、活動が活発化するかもしれない「くリニアくん」。 今の思いをくリニアくんに聞くと「リニア、わくわくがとまらない」と答えてくれました。 若森さん 「やっぱり早く開通してほしいという思いを中津川市民もみんなあると思うし、1日も早く開通に向けてスピードアップでお願いしたいです」

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