秋に皇居で行われる新嘗祭に献上される米の種まき「秋には立派に豊作と言えるよう米を育てていきたい」【香川】

今年の秋に皇居で執り行われる新嘗祭に献上される米の種まき=播種式が、香川県東かがわ市の献穀田で開かれました。

種まきが行われたのは、東かがわ市の農家、六車数己さんの献穀田です。式には、行政や地域の関係者約40人が出席し、豊作を祈る神事が行われたあと、六車さんらが苗代に「あきさかり」のもみ種を播きました。

約200平方メートルの田で育てた稲の中から選りすぐりの1升が、今年11月に皇居で行われる新嘗祭に献上されます。

(六車数己さん)
「十分に手を入れて、秋には立派に豊作と言えるよう米を育てていきたい」

育てた苗を植える「田植式」は来月(6月)8日に行われ、9月ごろに収獲を迎える予定です。

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