糸を何本も縫い重ねることで立体感や柔らかさを表現 岡山高島屋で72年の歴史持つ戸塚刺しゅう展【岡山】

針と糸で繊細な模様を描いた作品が並ぶ、戸塚刺しゅう協会岡山支部の作品展が、岡山市北区の百貨店で始まりました。

糸を何本も縫い重ねることで、花の立体感や生き物がもつ柔らかさが表現されています。72年前に創立された戸塚刺しゅう協会。岡山高島屋の会場には、児島ジーンズの生地と刺しゅうを組み合わせた立体作品のほか、日常で刺しゅうを楽しめるアイテムなど県内の会員約100人が製作した作品が展示・販売されています。

(戸塚刺しゅう協会・戸塚薫会長)
「本当に繊細な糸一本どりで細かく刺していくような刺し方など、あらゆる手法を取り入れております。みなさんで楽しんでいただきたいなと思います」

週末には、ポーチづくりの体験講習会も開かれる予定です。「戸塚刺しゅう展」は岡山高島屋で今月(5月)13日までです。

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