ネット上で、いじめの加害者だと、うその投稿をされたとして、北海道旭川市の親子が、栃木県の男性に損害賠償を求めている裁判が始まり、被告側は、誰も法廷に現れず、裁判は即日結審しました。
訴えを起こしているのは、旭川市の20代の兄弟と、その父親です。
兄弟らは3年前、栃木県の男性から、旭川の公園で凍死した中学生・廣瀬爽彩さんへのいじめに関与したなどと、実名でユーチューブにうその投稿をされ、ひぼう中傷など精神的苦痛を受けたとして、およそ450万円の損害賠償を求めています。
9日の初弁論で、被告側は誰も出廷せず、反論を示す答弁書の提出もなかったため、裁判は即日結審しました。
判決は今月20日に言い渡されます。