国道17号 家族3人死亡事故 事故前トラック速度超過か 群馬・伊勢崎市

事故現場 =6日 群馬県伊勢崎市境上矢島=

伊勢崎市の国道17号でトラックが車2台と衝突し家族3人が死亡した事故で、トラックが、法定速度を超える時速90キロで走行していたことを示すデータが運行記録計に残っていたことが運送会社への取材でわかりました。

この事故は5月6日の午後4時ごろ伊勢崎市境上矢島の国道17号でトラックが対向車線にはみ出し車2台と衝突したものです。

この事故でワンボックスカーに乗っていた家族3人が死亡しました。事故を受け、トラック運転手が勤務する運送会社「両毛運輸」が運行記録計・タコグラフとドライブレコーダーの映像を確認したところ、トラックが事故前、法定速度を超える時速90キロで走行していたことを示すデータが残っていたということです。

映像では、トラックが現場手前の交差点でふらつき、スピードを維持したまま急旋回して右前輪が中央分離帯に乗り上げていました。事故の瞬間の映像は残っていませんが3人が乗っていた対向車線のワンボックスカーがトラックを避けようとした様子も写っていたということです。警察は引き続き事故の状況を詳しく調べています。

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