華原朋美「独り占めできる」 ホストに構ってほしい姫の心理を代弁『愛のハイエナ2』7話

本番組は、MC・ニューヨークとお笑いコンビ・さらば青春の光の4名が、“愛”をテーマに人間の『欲望』をあぶり出し、つい覗き見したくなる“瞬間”にしゃぶりつく遠慮を知らないドキュメントバラエティ。

7話の見どころは、なんといっても人気企画「山本裕典、ホストになる。」の第4弾だろう。

少しずつ大阪の姫(客)たちへの対応方法を身につけてきた山本。前回は、送り指名と飲み直し、そして前日のリピーターからの指名と、一気に5件ゲット。しかしながら、突然の売れっ子っぷりに、思うように回せず課題が残る結果となった。

そんな中、翌出勤日、軍神は「自分で判断してヘルプに回ったり、接客したりしてみてほしい」と山本に指令。プロのホストとして独り立ちすることを求めた。

最初は順調と思えた山本の接客。しかしながら、徐々に自分が楽できる、居心地の良い姫との時間を優先。見送りに長く時間を取り、店内にいる姫たちを置き去りにしてしまうというとんでもないことをやらかしてしまう。

これを見て「裕典くん、なにしてんの?」と雷を落としたのは軍神。「今日はフォローしない」と宣言したのにも関わらず、さすがに口出しせずにはいられない状況が目についたのだろう。そんな軍神の剣幕な表情に硬直する山本。

さらに、その説教を受けているなか、山本を指名する客が突然帰ってしまうという追い打ちをかけるような出来事も。急いで姫を追いかけると、そこで姫は「初回もつかへんし、ほぼオンリーやし、もういいやん」と本音を吐露。なんと山本は1時間以上、その姫のことを放置してしまったのだという。これはさすがにいただけない。ただ、あくまでも「怒ってないよ」と姫。「外で話したくない」という姫の要望に応え、2人は一旦店内へと戻った。

あわや一触即発とも思えるシーンにも感じたが、これに対してスタジオゲストの華原朋美は「これがやりたかったんじゃない? 独り占めできるじゃん」と冷静にコメント。構ってほしい女性の心理を冷静に分析し、スタジオの男性メンバーに気づきを与えた。

実際、この姫、山本がトイレに行った瞬間を見計らって”仲直りシャンパン”11万円超のモエ・シャンドンを入れるという粋な計らいも。多少ムカついていたのは事実だろうが、気を引くための策略かもしれないと思うと、姫の方が山本よりも一枚上手だと感じた。

この追い上げもあり、30万円の目標に対し26万円超、売り上げた山本。時間回しの課題は残ったものの、プロのホストとしての独り立ちが期待できる一夜となった。

番組の後半では、女性問題を起こした著名人、羽賀研二、ぷろたん、小谷嘉一、すがちゃん最高 No.1の4人が真実の愛を探す新企画「純愛ラストチャンス」も放送。

前回、交際経験ゼロで「キスの経験もない」という21歳の現役女子大学生・つきはと2ショットを過ごした羽賀。これは気になる男性にマーガレットを渡すというシーンにおいて、つきはが羽賀を指名したこともありかなった2ショット。その愛に応えるよう、羽賀は意中の相手に渡すようのブレスレットを通して、つきはへの思いを伝えたのだが、なんと不成立。下ネタを飛ばしまくったことが仇となったようだ。

しかし、つきはからは挽回案も提案。これを聞き、羽賀はどのように振る舞ったのか。ぜひとも注目してほしい。

(文=於ありさ)

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