「砲弾のようなものが…処理に困っている」80代女性が交番に相談 庭に50年ほど放置 自衛隊が処理中、付近に注意呼びかけ⇒爆発危険なし

回収された砲弾のようなもの(北海道警察提供)

9日、北海道恵庭市の住宅の庭から砲弾のようなものが見つかりました。
50年ほど放置されていたものとみられ、爆発の危険はないということです。

9日午前11時すぎ、恵庭市に住む80代の女性が交番を訪れ「砲弾のようなものが昔からあり、処理に困っている」と相談しました。
警察官が女性の自宅を訪ねて確認したところ、砲弾のようなもの1個が庭に置いてあるのが見つかりました。
警察によりますと砲弾のようなものは、長さ約70センチ、直径約10センチで、警察は陸上自衛隊に処理を要請し、その間、半径50メートル以内の住民や通りかかった人に外に出ないよう呼びかけました。
その後、自衛隊が調べたところ、砲弾のようなものの重さは約7.6キロで、中に火薬はなく爆発の危険性はありませんでした。
女性は、50年ほど前から庭の鳥かごの中に砲弾のようなものがあることを認識していて、いまから30年ほど前に鳥かごを壊したあとも、庭にむき出しの状態で放置していたと警察に説明しているということです。

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