学習塾の若手講師が授業の質競うトーナメント 群馬・太田市

群馬県太田市に本部がある学習塾で、入社1年以内の若手講師による授業の質を競うトーナメントが開かれ、熱気に満ちた模擬授業が披露しました。

この大会は、入社1年以内の若手講師らに授業の質を高めてもらおうと群馬や栃木、埼玉で学習塾を展開する早稲田ゼミが毎年開いているものです。

今年は、21校から27人が参加し、録画審査を勝ち抜いた4人が決勝トーナメントに臨みました。若手講師らは、早稲田ゼミの幹部を含む61人の審査員が見守る中、工夫を凝らした模擬授業を披露しました。

審査の基準となるのは「わかりやすさ」です。中には、オリジナルの衣装を身にまとい重要なポイントを歌いながら指導したり、身振り手振りを交えながら大きな声で伝える講師もいるなど様々な工夫が見られました。会場には予選で敗退した若手社員らも集まり、自分の授業に役立てよう熱心にメモをとるなどしていました。

なお審査の結果、北大宮校の森泉遥樹さんが優勝しました。

国語の授業を行った森泉さんは生徒を飽きさせないストーリーなどを盛り込んだ点などが高く評価されたということです。

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