AFURIとキッコーマンがコラボ! 健康になるラーメンの味は

半袖の季節がやってきた。気になってくるのが横っ腹のひとつまみだが、ラーメンを食べたいという激しい欲望をおさえるのもひと苦労。やせたい、食べたい。そんな相反する気持ちと体を満足させる一品を、国内外に出店する人気ラーメン店「AFURI」とキッコーマン食品が共同でつくった。

AFURIの看板メニュー「柚子(ゆず)塩らーめん」のスープに、大豆を50%配合した低糖質・高たんぱく麺「キッコーマン 大豆麺 細麺」を入れたその名も「筋活 柚子塩らーめん キッコーマン大豆麺使用」(税込み1,590円)。1食にたんぱく質45グラム含み、通常の柚子塩らーめんに比べて糖質を62%おさえているという。5月7日、東京・恵比寿のイベント会場で先行試食会があると聞き、さっそく訪れた。

試食会では、キッコーマン食品のプロダクト・マネジャー室 新規事業グループマネジャーの福田大悟氏とAFURIの中村比呂人氏が登壇。企画やコラボメニューの説明をした。福田氏は「22年8月に大豆麺を発売して約2年経つなか、お客様から『どんな味がするのか』などの声をいただいた。そこで、健康や美容に配慮したメニューをすでに提供しているAFURIさんに、弊社からお声がけをさせてもらった」と経緯を話す。また「両社の開発力を結集した新しいおいしさのラーメンができたと思う」と自信をのぞかせた。

「コンセプトは『筋活』」と話すのは中村氏。「糖質をカットするだけでなく、不足しがちな必要な栄養素を積極的に摂取できるのが特徴」と言う。健康食品では置き去りになりがちな味にもこだわった。「ジャンクとしてのラーメンの満足感」も忘れない一品ながら「食べた人が健康になるラーメン」と、出来栄えについて話す。

テーブルの前に置かれたラーメンは、黄金色のスープはいつも通りのAFURIの柚子塩だ。だが、脂肪の少ない鶏チャーシューをはじめ、野菜では比較的たんぱく質が豊富なブロッコリーなど通常と異なる具材が麺の上にのっていて、ヘルシーさへのこだわりを感じる。

細めのストレート麺の表面は一見すべすべだが、細かな凹凸があり意外とざらざら。おかげで豊満な柚子の香りのスープをしっかり絡め取ってくれる。ややアルデンテなもっちりしたかみごたえで、彩りを添える「カメリナオイル漬けセミドライトマト」を崩して麺と一緒に口に運ぶと酸っぱさが加わり、さらに味に深みが出た。

食べ終えてみると「きちんとおいしい」というのが率直な感想。AFURIのメニューに並ぶに相応しいラーメンだった。

「筋活 柚子塩らーめん キッコーマン大豆麺使用」は、5月8日(水)から6月7日(金)まで、期間限定で都内を中心にAFURI の12店舗(恵比寿、中目黒、麻布十番、六本木交差点、六本木ヒルズ、三軒茶屋、新宿住友ビル、横浜ジョイナス、横浜ランドマークタワー、南町田グランベリーパーク、立川グリーンスプリングス、ZUND-BAR=姉妹店=)で提供される。

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