「これまでよりも安く入場できる」来場者の要望受け愛知県がジブリパークの特別チケットを販売へ

テレビ愛知

愛知県は9日、ジブリパークで2023年以降に開園した新エリアに、これまでよりも安く入場できる特別チケットを新たに販売すると発表しました。

この特別チケットでは、ジブリパークの「もののけの里」と「魔女の谷」の2つのエリアとエリア内にある「ハウルの城」「オキノ邸」「魔女の家」の3つの建物の内部に入場することができます。

大人料金は平日が3300円、土日と祝日が3800円で、4歳から小学生までの料金はその半額です。販売は期間限定で、2024年8月入場分から11月入場分までとなっています。

これまで新エリアの内部をすべて観覧するためには、そのほかすべての施設も観覧できる「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」を購入する必要があり、料金は平日で大人は7300円、子どもは3650円かかりました。今回の特別チケットは従来のチケットに比べ、「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3つエリアは観覧できないものの、料金は大人で4000円程度安くなります。

県によりますと、客から「1日ではすべての施設を観覧できない」「新しいエリアだけ見たい」という声が寄せられたことなどから、今回、形態を変えたチケットを販売したということです。

大村秀章知事は、冬以降も今回のようなチケットの販売を検討しているとして、「お手軽に楽しめるパークを目指す」と話しました。

特別チケットの8月入場分の販売は、6月10日から受け付けています。

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