「シーカヤックの練習に行く」50歳の男性医師 依然行方不明 鹿児島・奄美

5月の連休中に鹿児島県瀬戸内町の加計呂麻島に、シーカヤックの練習に行ったとみられる、鹿児島県奄美市の病院の50歳の医師の男性が行方不明になっていて、警察などによる捜索が続いています。

行方不明になっているのは、名瀬徳洲会病院の医師で、奄美市名瀬鳩浜町の栗山圭輔さん(50)です。

栗山さんは5月3日から2泊3日の予定で、瀬戸内町の加計呂麻島付近に、シーカヤックの練習に行くと同僚に話していました。

連休明けの7日になっても職場に出勤せず、連絡もつかないため、7日の昼ごろ、同僚が警察に届け出ました。

栗山さんの車が、大島側の瀬戸内町の海岸近くの公園の駐車場で見つかっています。

9日は、警察と消防が加計呂麻島の海岸周辺を捜索するとともに、古仁屋海上保安署が、巡視艇2艇を出し、あわせて60人態勢でドローンなども使って捜索に当たっていますが、これまでに、栗山さんは見つかっていません。

栗山さんは、身長173センチほどの中肉で、短髪の黒髪ですが服装は分かっていません。

瀬戸内町によりますと、加計呂麻島周辺の海は、波が穏やかな日が多く、シーカヤックなどのマリンスポーツが人気だということです。

(情報は9日午後6時時点)

© 鹿児島テレビ放送