「お酒は20歳になってから」酒販業者などが街頭キャンペーン「ルール守って楽しいお酒を」(鳥取市)

ルールを守って適切にお酒を楽しんでもらおうと、鳥取市で9日、酒の販売業者などが20歳未満の飲酒防止や飲酒運転防止を呼びかける街頭キャンペーンが行われました。

街頭キャンペーンは鳥取・倉吉・米子で行われ、このうちJR鳥取駅前では、市内の酒類販売業者でつくる鳥取小売酒販組合のメンバーや警察、鳥取税務署の職員などが、職場や学校へ向かう人たちにチラシの入ったティッシュを手渡し、20歳未満の飲酒防止や飲酒運転の防止を呼びかけました。
島根・鳥取両県警によると、20歳未満の飲酒による補導や飲酒運転による検挙の件数は島根県では去年、前の年に比べやや減少しましたが、鳥取県では補導が32件と2倍以上に増加、飲酒運転による検挙件数も87件と約3割増加しています。

鳥取小売酒販組合・荻野正博理事長
「お酒は20歳にならないとだめだということを家庭の中で徹底していただきたい。5月の連休明けに飲酒の機会が増えると思います。私達は健康につながるお酒の飲み方を勧めていきたいと思います」

鳥取小売酒販組合は、コロナが5類に移行し、人々の活動も活発化する中、ルールを守って適切にお酒と付き合ってほしいと呼びかけています。

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