両校の威信をかけた伝統の戦いの前哨戦が行われました。明治時代から続く、仙台一高と仙台二高による硬式野球の定期戦が5月11日に行われるのを前に、9日、両校が仙台市中心部で応援合戦を行いました。
西ノ入菜月アナウンサー
「いつもは静かなアーケード街が異様な空気に包まれています」
「一高だ、一高だ」
仙台市中心部の商店街に響き渡る「一高」コール。一方…。
「二高、二高」
二高コールも負けていません。
“杜の都伝統の一戦”。「仙台一高・二高定期戦」の前哨戦として行われた「行進」と「応援合戦」。いまから100年以上前、1900年に交流試合から始まったとされる、硬式野球部の「一高二高定期戦」ヤジが飛び交う激しい応援合戦。そして一高の下駄に袴姿、二高の白い学ラン姿、両校の正反対のスタイルも特徴です。
仙台一高
「かかってこいやって感じ、4連覇は当たり前」
仙台二高
「今年はノーヒットノーラン返しします!」
商店街にはこの初夏の風物詩を見届けようと大勢の人が。
女性
「この春、孫が二高に入りまして、呼ばれて茨城から来た」
Q.定期戦の勝敗予想は?
「そりゃあ二高ですよ」
母親
「兄がいます。宮城県出身じゃないので、初めて見たがすごかった」
Q.お兄ちゃんどうだった?
子供
「かっこよかった」
活気あふれる行進。その後はー。
西ノ入菜月アナウンサー
「およそ2時間の大行進の末、一高二高が西公園で顔を合わせました!絶対に負けられない応援合戦が繰り広げられています!」
一高応援二高応援まさに意地と意地のぶつかり合い。両校が火花を散らしました。今年で79回目を迎える「一高二高定期戦」両校ともに負けられない戦いは5月11日、楽天モバイルパークで行われます。