宮城県出身は五城楼以来27年ぶり 新入幕 時疾風 栗原市長も期待!〈宮城〉

5月12日に初日を迎える大相撲夏場所で、宮城県栗原市出身の時疾風が新入幕を果たし、栗原市の佐藤市長は、5月9日の会見で、さらなる活躍への期待を話しました。

栗原市 佐藤智市長
「宮城県でも27年ぶり、栗原では高望山関以来の43年ぶりの入幕ということで、非常に市民のみなさんと一緒に喜んでいるところです」

栗原市の佐藤市長は、このように、郷土出身力士の昇進を地域全体で喜んでいると話しました。時疾風は栗原市瀬峰出身の27歳。相撲が盛んな栗駒中学校から小牛田農林高校、東京農業大学と進み、大学卒業と同時に時津風部屋に入門しました。

十両筆頭で臨んだ3月の春場所で、8勝7敗と勝ち越し、4月発表された新番付で東前頭15枚目に昇進、新入幕を果たしました。宮城県出身力士としては、五城楼以来27年ぶり、栗原市出身では高望山以来43年ぶりの幕内力士です。

佐藤栗原市長は、時疾風のさらなる活躍に出身地としての期待を寄せました。

栗原市 佐藤智市長
「時疾風関のようになりたいという子供がいっぱいいますので、子供たちの健全育成のためにも、見本となって頑張ってもらいたい」

大相撲夏場所は、東京・両国国技館で5月12日に初日を迎えます。

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