ロシアで第二次世界大戦の勝利を祝う式典と軍事パレード プーチン大統領「核を扱う部隊は常に戦闘の準備態勢にある」と欧米をけん制

ウクライナへの侵攻を続けるロシアで、第二次世界大戦の勝利を祝う式典が行われた。

雪がちらつく中、赤の広場で戦闘に参加した兵士を含む約9000人が行進した。

ロシア国防省によると、式典と軍事パレードは28の地域で行われた。

モスクワでは、大陸間弾道ミサイル「ヤルス」など75台の軍事車両が参加したが、2023年より3割ほど少なく、軍事侵攻が始まってから規模の縮小が続いている。

2日前に新たな任期をスタートさせたばかりのプーチン大統領は、「ロシアを脅かすものは許さない」としたうえで、「核を扱う部隊は常に戦闘の準備態勢にある」と述べ、対立を深める欧米をけん制した。

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