【マレーシア】ツタヤ現法、カンボジア現地企業と書店展開[商業]

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC、東京都渋谷区)と双日の合弁会社ツタヤ・ブックス・マレーシアはカンボジアでデベロッパー事業やホテル事業などを展開するアーバン・リビング・ソリューションズと大衆市場向けの書店「TSUTAYA BOOKSTORE(ツタヤ・ブックストア)」のフランチャイズ包括契約を締結した。

CCCの9日付声明によると、2034年までにカンボジアでツタヤ・ブックストアを6店舗出店する計画。1号店は来年、首都プノンペンで開業するという。

CCCはカンボジア進出の背景について、親日かつ今後も大きな経済発展を遂げることが見込まれる国である点を挙げた。カンボジアの新たな書店の形を創出することで、暮らしを豊かにするライフスタイルの提案と文化の発展に貢献したいとしている。

ツタヤ・ブックス・マレーシアはマレーシアで、高級業態の複合型書店「蔦屋書店」とツタヤ・ブックストアをそれぞれ1店舗ずつ運営している。

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