水原被告の賭博騒動がドラマ化へ 制作開始と米報道「信頼と裏切りのストーリー」

ドジャース・大谷翔平投手の元通訳、水原一平被告【写真:荒川祐史】

スポーツ・イラストレイテッドの元レポーター「信頼と裏切りのストーリーの核心を突く」

ドジャース・大谷翔平投手の元通訳である水原一平被告の違法賭博に関する騒動がドラマ化される予定であると9日(日本時間10日)、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」ら米複数メディアが報じた。映画製作会社の「ライオンズゲート」が制作に取り組んでいるという。

米メディア「CBSスポーツ」によると、制作には米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」の元スポーツレポーター、アルバート・チェン氏も携わっている。同氏は「これはピート・ローズ以来ではスポーツ界最大の賭博スキャンダルで、その渦中には最大のスターがいる。信頼と裏切りのストーリーの核心を突く」と明かした。

水原容疑者は日本時間3月20日の開幕戦直後に違法賭博に関与し、大谷の口座から資金を盗んだとしてドジャースを解雇。4月11日(同12日)には、米連邦検察当局から銀行詐欺容疑で訴追された。翌12日(同13日)にはロサンゼルスの連邦地裁に出廷。保釈保証金2万5000ドル(約387万円)で保釈となっていた。

今月8日(同9日)に米連邦検察が銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪状を認めたと発表していた。銀行詐欺の罪状は、最高刑では連邦刑務所で禁固30年となり、虚偽の納税申告に対して罪状を認めたことについては、最大で3年の禁固刑になる。(Full-Count編集部)

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