週刊スーパーマーケットニュース ベルク、業界No.1のデジタル推進企業をめざす

ベルクが2025年3月卒業の学生を対象に、エンジニア職の就職説明会をオンラインで行う。仕事の内容は、社内ITシステム、ネットワーク、EC・アプリなどのWEBシステム開発・構築・運用・管理。キャリアパスの明確化とデジタル化推進の加速化を目的に、4月にエンジニア専用の給与制度を新設し、初任給を33万5000円(手当含む)とした。2010年以降、店舗数2倍、売上高3倍に成長したベルクは、業界No.1のデジタル推進企業をめざす。(5月3日~9日までのニュースをまとめました)

ベルク共同開発弁当「健康を考えるシリーズ」の第37弾

女子栄養大学と共同開発した弁当の新商品を、5月7日から6月4日までの期間、全店で販売する。「1食分の緑黄色野菜&鯖の南蛮漬け」と「胚芽精米入りご飯とスパイス&ハーブチキン」の2品(いずれも税込431円)。

アークス「無料で健康チェック」2回目を開催

北海道大学、アークス、ラルズ、ツルハ、札幌市の5者が進めるウェルネス推進プロジェクト「H-ARTs(ハーツ)」のプログラムのひとつである「無料で健康チェック」を5月19日、「スーパーアークス北24条店」で開催する。同プログラムは、「楽しく健康チェックができる環境と、健康について気軽に学ぶことができる機会づくり」を目的に、昨年5月から開始した。今回は、「脳年齢測定」や「骨健康度測定」などの健康チェック、「高齢者についての総合相談窓口」を設ける。前回は約750名の市民が参加した。

オギノガラス瓶をスーパーソルにリサイクル

クリエート(山梨県)、アゼリア(東京都)と協働して進める、店舗のリサイクルステーションで回収したガラス瓶を、新たにスーパーソル(ガラス発泡リサイクル資材)に生まれ変わらせるリサイクル活動が軌道に乗ってきた。これまで、回収されたガラス瓶はガラス瓶や路盤材の原料として利用されてきたが、粉砕・焼成・発泡させることで軽量資材としても利用できるようリサイクルを進めていく。スーパーソルは粒径2~75mmの不定形な人口軽石で、軽量・透水性・保水性・耐火性・断熱性などの特長を持つ。オギノの2022年度のガラス瓶の回収量は約600トンで、ガラス瓶約150万本分に相当。今後は、回収量の4割をスーパーソルにリサイクルする。

アクシアルリテイリング<3月期決算>売上高は過去最高で利益は2ケタ増

2024年3月期決算は、売上高が対前期比6.0%増の2702億円、営業利益が117億円(同12.8%増)、経常利益が123億円(同12.7%増)、当期純利益で74億円(同17.1%増)を達成した。

売上高については、社会経済活動の再開や商品販売価格改定が進んだことに加え、一部生活必需品の価格を据え置いた政策が顧客の支持を得て、過去最高を達成。営業利益は、売上高の伸長、継続して取り組んだ利益確保、コストカット施策が奏功し、2ケタの増益につながった。

スーパーマーケット事業においては、フレッセイ1店舗を新設、フレッセイ1店舗・原信1店舗を移転新設し、原信1店舗で建替え、また、原信とフレッセイそれぞれ1店舗の改装を実施。既存店の販売実績は、買上点数が対前年比で2.2%減となったが、来店客数が同2.5%増、一品単価が同4.6%上昇し、客単価が同2.4%増と伸長したことに加え、商品販売における売上総利益が対前年比6.1%増と好調に推移したこと、商品販売での売上総利益率を前期同様の28.9%に維持したことなどが、売上高で2694億円(同6.0%増)、営業利益で111億円(同14.7%増)達成をもたらした。

2025年3月期の連結業績については、売上高で対今期比3.6%増の2800億円、営業利益で同2.7%増の121億円、経常利益で同1.4%増の125億円を見込んでいる。

ウオロク「緑店」の建替えで「緑小型店」を開設

「緑店」の建替え期間中、地域の顧客に不便をかけないよう、真向いに仮店舗の「緑小型店」を開設し、5月10日から営業を行っていく。

アルビス「北方町店(仮称)」を来春オープン

中京地区(愛知・岐阜)で4号店となる「北方町店(仮称)」を、2025年3月に出店する。岐阜県では、1号店となった「美濃加茂店」(岐阜県美濃加茂市)に続く店舗で、岐阜市に近接する旧市街地の中心部として人口が増加中の地区へ出店する。

  • 所在地……岐阜県本巣郡北方町栄町1-1
  • 売場面積…756坪
  • 駐車台数…181台(予定)

ライフコーポレーション近畿大学経営学部生と共同で「BIO-RAL」商品のプロモーション

企業のマーケティングやコミュニケーション活動に関する研究を行う近畿大学経営学部峯尾ゼミの学生と連携し、「BIO-RAL(ビオラル)」商品のプロモーションを共同で実施。5月13日から4回にわたって、学生が選んだ「推し」商品の紹介動画をInstagramのBIO-RAL関西公式アカウントから配信し、5月18日には「八戸ノ里店」(東大阪市)で、学生による試食販売を実施する。

マルヨシセンターイズミとの仕入・物流・システム統合は6月1日

イズミで発生したシステム障害で遅れていた、資本業務提携契約に基づく、商品仕入や物流、システム統合が、6月1日に完了することに決まった。

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