江戸時代から続く愛知県愛西市の酒造会社で火事 酒蔵と住宅がほぼ全焼 近くの住宅の小屋にも燃え移る

9日午後、愛知県愛西市の江戸時代から続く酒造会社で火事があり、酒蔵などがほぼ全焼しました。

9日午後2時半ごろ、愛西市鷹場町の酒造会社の水谷酒造で、「蔵が炎上している」などと従業員から消防に通報がありました。

消防車7台が出動して消火にあたり、火はおよそ8時間後に消し止められましたが、木造平屋建ての酒蔵と住宅がほぼ全焼したほか、近くの住宅の小屋にも燃え移りました。従業員にケガはありませんでした。

水谷酒造は江戸時代末期の創業で、女性従業員が酒蔵で過熱作業をしていたところ炉から火が立ち上がるのを発見したということです。

愛知県全域には9日、乾燥注意報が出されていて、警察が詳しい出火原因を調べています。

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