同性パートナーと“同じ名字”に…愛知の30代男性が求めた変更を名古屋家裁が認める「婚姻に準じる関係」

愛知県の男性が、同性パートナーと同じ名字への変更を求めた申し立てについて、名古屋家庭裁判所が「婚姻に準じる関係」として、変更を認めていたことがわかりました。

弁護士によりますと、愛知県に住む鷹見彰一さん(仮名・30代)は2023年11月、名古屋家裁に同性パートナーの大野利政さん(仮名・30代)と同じ名字への変更を求める申し立てをしていました。

名古屋家裁は2024年3月、「異性同士の夫婦と、実質的に変わらない生活実態が認められる」と指摘。その上で病院の受診など「社会生活上の支障が生じている」ことから「やむを得ない事由」があるとして名字の変更を認めました。

鷹見さんは弁護士を通じて「マイノリティの人達にとって『認めてもらえるんだ、隠れて生きなくても良いんだ』という気持ちに繋がる内容だ」とコメントしています。

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