茨城県龍ケ崎市とサンドイッチ専門店の「メルヘン」(東京)は共同で、同市のブランド農産物「龍ケ崎トマト」を使ったサンドイッチを開発した。トマトの出荷時期に合わせた5月中旬までの期間限定で、JR東京駅で販売されている。
商品名は「龍ケ崎トマトサンド」。龍ケ崎トマトは、甘みとうまみ、酸味のバランスが良く、口当たりに優れている。もとは「レディーファースト」と呼ばれ、全国的に産地と生産量が少ない希少な品種。果実は先端がとがり、金色の筋が縦方向に走っているのが特徴だ。
龍ケ崎トマトサンドは1個税込み454円。口溶けのよい食パンに、トマトやキュウリ、ハムがサンドされている。東京駅構内の「サンドイッチハウスメルヘン グランスタ東京店」で販売する。市農業政策課の担当者は「爽やかで後味よく仕上がっている。多くの人に龍ケ崎トマトの魅力をPRしたい」と話した。