渋野日向子と畑岡奈紗が日本勢最上位スタート 6連勝かかるネリー・コルダと並ぶ18位

渋野日向子が上々のスタート(撮影/Shizuka Minami)

◇米国女子◇コグニザント ファウンダーズカップ 初日(9日)◇アッパーモントクレアCC (ニュージャージー州)◇6536yd(パー72)

ローズ・チャンがボギーなしの9バーディ「63」をマークし、単独首位発進した。昨年6月「みずほアメリカズ・オープン」で72年ぶりのプロデビュー戦優勝を飾った21歳が、2勝目に向けてロケットスタートを決めた。

マデレーネ・サーストレム(スウェーデン)が2打差2位。レオナ・マグワイア(アイルランド)、ステファニー・キリアコウ(オーストラリア)、アン・ナリン(韓国)が6アンダー3位で続いた。

8人が出場する日本勢では渋野日向子と畑岡奈紗が3アンダー18位で最上位。同順位でツアー史上初の出場6試合連続Vが懸かる世界ランキング1位のネリー・コルダも並んだ。

畑岡奈紗も初日「69」(撮影/Shizuka Minami)

渋野は4バーディ、1ボギーの「69」で回った。後半12番(パー5)で3パットのパーとしながら、「13番ですぐにバーディを獲れたのが良かった」と気持ちを切り替えてスコアメーク。同学年で仲の良い勝みなみとの予選同組に「メッチャ楽しかった。あした2人で頑張って一緒に予選通過できたら」と力を込めた。

当地で過去2年連続トップ10入りの畑岡は6バーディ、3ボギーでプレー。いずれもバーディだった前半17番と後半6番のパー3では、あと少しでホールイワンというショットも披露し、「どっちも7番アイアン。逆にどうやって外れたのかな、みたいな。本当に惜しかった」と振り返った。

吉田優利は2アンダー36位、西郷真央は1アンダー48位とアンダーパーでの滑り出し。勝みなみ、笹生優花、西村優菜は1オーバー89位。稲見萌寧は5オーバー135位と大きく出遅れた。

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