バックスのパトリック・ベバリーがボールの投げ入れとメディア対応拒否で4試合の出場停止処分に

日本時間5月10日(現地9日)、NBAはミルウォーキー・バックスのパトリック・ベバリーが、観客にボールを複数回投げつけたこと、メディア対応中に記者と不適切なやり取りをしたとして、4試合の出場停止処分(無給)を科したと発表した。

これらの行為は、3日(同2日)にゲインブリッジ・フィールドハウスで行なわれたインディアナ・ペイサーズとのプレイオフ1回戦第6戦、バックスが98-120で敗れた試合中と試合後に起こった。ボールの件はベバリーがボールをスタンドに投げ入れた際、観客の頭に当たっていた。その後ボールを返してもらうと、ベバリーは再びボールを投げつけていた。この件に関して、インディアナポリス警察が捜査を開始したと発表している。

そして試合後には、『ESPN』のプロデューサーからの質問を受け付けないという出来事があった。ベバリーはそのプロデューサーが自分のポッドキャストを購読していないからと説明。マイクを自分の顔から離すように言い、インタビューの場から離れるよう求めていた。

後日、ベバリーは自身のポッドキャストで、番組を立ち上げて以降はインタビューを依頼してきた記者に対して同じように求めていたことを明かし、プロデューサーに対しては「軽蔑する意図はなかった」と語っている。

リーグの担当者は、ベバリーについて「彼の振る舞いは容認できない。プロ意識に欠けるもので、NBA選手がメディアと接する際の基準を満たすものではなかった」との声明を発表している。

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