異変はなかった…国民の力院内代表に秋慶鎬議員が選出=韓国

4・10総選挙の惨敗後、国民の力(与党)を率いる院内代表にチュ・ギョンホ(秋慶鎬)議員(3期目当選)が9日、選出された。

イ・ヤンス(李亮壽)国民の力院内代表選挙管理委員長はこの日の午後、院内代表選出投票が行われた当選者総会で「計102票のうち、1番のイ・ジョンベ(李鍾培)候補が21票、2番の秋慶浩候補が70票、3番のソン・ソクジュン(宋錫俊)候補が11票。秋慶浩候補が過半数以上を得票した」と開票結果を発表した。

過半数以上の得票によって新任院内代表に選任された秋議員は「厳しい時期に不足している私に対して声援を送り、22代国会で初めて院内代表を任された。本当に感謝したい」と感想を述べた。続いて「有能な民生政党、政策政党にならなければならない。力のある政党になり、これを通じて地方選挙、大統領選挙の勝利を必ず成し遂げよう」と述べた。

秋議員は、ユン・ソギョル(尹錫悦)政府の初代副総理兼企画財政部長官を務め、親尹錫悦系に分類されるが、相対的に派閥色が薄いとの評価を受けている。経済企画院と企画財政部、金融委員会などを経た正統経済官僚出身で、イ・ミョンバク(李明博)政府では大統領室経済金融秘書官兼非常経済状況室長を経て金融委員会副委員長を務めた。また、パク・クネ(朴槿恵)政府では企画財政部1次官と国務調整室長などを務めた。

中央政界には2016年に20代総選挙を通じて入門した後、今年4月の22代総選挙まで続けて当選している。これに先立ち、国会企画財政委員会幹事、党政策委員会副議長、ヨイド(汝矣島)研究院院長、戦略企画副総長、院内首席副代表などの要職も務めている。

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