照ノ富士は出場、初日に大の里と 豊昇龍は熱海富士、琴桜は大栄翔

9日、稽古で汗を流す照ノ富士(右手前)。左は伯桜鵬=東京都江東区の伊勢ケ浜部屋(代表撮影)

 日本相撲協会は10日、大相撲夏場所(12日初日・両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。先場所を腰痛で途中休場した横綱照ノ富士は初日に新小結大の里、2日目に大栄翔の挑戦を受ける。照ノ富士は左脇腹痛で調整が遅れ、ここまで出場を明言していなかった。

 4大関は豊昇龍が熱海富士と関脇阿炎、琴桜が大栄翔と熱海富士、貴景勝が平戸海と豪ノ山、かど番の霧島は豪ノ山と平戸海の順でぶつかる。両関脇は若元春が高安、阿炎は翔猿と初日に闘う。

 十両以上で初日からの休場者は小結朝乃山、先場所で新入幕優勝の幕内尊富士の2人だった。

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