中国軍 3隻目の空母「福建」が初の試験航海を終える 推進システムや電力システムなど全テストで想定通りの結果得られる

中国軍は3隻目の空母となる「福建」が初めての試験航海を終えたと発表した。

中国軍は、中国国産の空母「福建」が5月1日から8日までの間、初めての試験航海を行ったと発表した。

国営メディアによると、試験航海では、推進システムや電力システムなどすべてのテストで、想定通りの結果が得られたという。

福建は、中国軍最大の空母で、リニアモーターを使い艦載機を効率的に発進させる「電磁式カタパルト」が採用されている。

今後も試験航海を重ねたのち就役する見通し。

今回の試験航海のタイミングは、中国が「台湾独立派」と批判する台湾の頼清徳次期総統が5月20日に就任するのを前に牽制する狙いもありそうだ。

© FNNプライムオンライン