岡山後楽園の外国人入園者数が過去最多「円安によるインバウンド需要拡大」「新型コロナ5類移行」や「国際定期線の再開」などが要因とみられる

昨年度、岡山後楽園の外国人入園者数が、過去最多を更新しました。岡山空港の国際線再開などでインバウンド需要が増えているということです。

岡山県は、昨年度の後楽園の入園者数が、前年度を20%上回る78万1575人だったと発表しました。この内、外国人の入園者数は過去最多の15万3015人でした。新型コロナの5類移行や岡山空港の国際定期線の再開などが要因とみられています。

岡山県によりますと昨年度、岡山空港の利用者数は128万6405人で4年ぶりに100万人を上回りました。この内、国際線では、台北線が毎日運航になるなど13万9115人が利用し、前年度の695人から大幅に増加しています。

岡山県航空企画推進課は「円安でインバウンド需要が拡大傾向にあり、観光やビジネスの需要を増進し、コロナ禍前の空港利用者数150万人を目指したい」としています。

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