大谷141m弾を超えるメジャー最長弾に「オーマイグッドネス」 呆れ笑いするしかないジャッジ9号

本拠地アストロズ戦で特大9号ソロを放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

アストロズ戦で9号ソロ

米大リーグ・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が9日(日本時間10日)、本拠地アストロズ戦で驚愕の一打を放った。左中間に飛び込んだ9号ソロは今季メジャー最長に並ぶ飛距離473フィート(約144.2メートル)、打球速度115.7マイル(約186.2キロ)の特大弾。打たれた瞬間に投手はうなだれ、米実況席は呆れたように吹き出すしかなかった。

打球が上がった瞬間、球場がざわめきに包まれた。2-4とビハインドで迎えた8回1死走者なしの場面。救援右腕プレスリーの内角チェンジアップを捉えると、ジャッジは本塁打を確信したようにゆっくり歩き出した。左中間の観客席深くへと飛び込む9号ソロ。打たれたプレスリーは諦めたようにすぐさまうなだれた。米実況席は「オーマイグッドネス」と呆れたように笑うしかなかった。

飛距離は473フィート。MLB公式サイトによると、エンゼルスのマイク・トラウト外野手が4月1日(同2日)のマーリンズ戦で放った3号ソロに並び、今季メジャー最長だ。3位はドジャースの大谷翔平投手が5日(同6日)の本拠地ブレーブス戦で放った464フィート(約141.5メートル)の10号ソロ。これを9フィート(約2.7メートル)上回ったことになる。

ジャッジはこの日4打数1安打1打点。開幕直後は不振に陥っていたが、ここ7試合は打率.417、3本塁打、OPS1.475と調子を上げてきている。なお、ヤンキースは3-4でアストロズに敗れ、6連勝とはならなかった。

THE ANSWER編集部

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