福岡県警第一機動隊の40代の中隊長が10日朝、隊のグラウンドで拳銃の点検を行っていたところ、誤って実弾を発射しました。
隊員など約150人がいましたが、けが人はいませんでした。
福岡県警によりますと、第一機動隊に所属する男性中隊長(46)は10日午前9時ごろ、福岡市東区千早の第一機動隊のグラウンドで、拳銃の通常点検中に誤って引き金を引き地面に向かって実弾1発を発射しました。
通常点検は月に1度行われ、10日はグラウンドに隊員ら約150人が整列していました。
中隊長が隊員(20代)の拳銃を手に取り、実弾が入っているかの確認を行う中で、指が引っ掛かり発射したということです。
中村典子副隊長は「拳銃の安全管理を徹底し、再発防止に努めます」とコメントしています。