景況判断指数は「ほぼ横ばい」 2024年1月から3月にかけての県内企業の業況判断を前の期と比較【徳島】

徳島経済研究所が、徳島県内の主な企業を対象に行った調査によりますと、自社の景気が「好転した」と答えた企業の割合から、「悪化した」と答えた企業の割合を引いて算出した企業の景況判断指数「BSI」は、2024年1月から3月期でマイナス13ポイントと、2023年10月から12月の期間と比べて1ポイント低くなり、ほぼ横ばいでした。

業種別では、製造業がマイナス19ポイントで、前の期より9ポイント悪化しています。

非製造業はマイナス10ポイントとなり、前の期より3ポイント改善しています。

2024年の4月から6月期の景況判断指数は、改善に向かう見通しだということです。

徳島経済研究所は、「経費上昇分の価格転嫁が一部では進みつつあるものの、未だ利益が圧迫されていると捉える企業が多い」と、分析しています。

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