“収穫の喜び”知ってほしい 児童が田植え体験

“収穫の喜び”知ってほしい 児童が田植え体験

 清々しい青空が広がった5月10日、千葉県船橋市の小学校では児童たちが田植えに挑戦しました。

 田植えを行ったのは、船橋市立高根小学校の児童たちです。

 高根小学校では、農業の大変さや収穫の喜びを知ってもらおうと、毎年、コメ作り体験を行っていて、2024年で40年目を迎える学校の伝統行事となっています。

 この日は全校児童200人余りが保護者や地元・農家と一緒に、学校近くの田んぼで田植えを行いました。

 児童たちは泥だらけになりながら、千葉県のオリジナル品種「粒すけ」の苗を1本ずつ丁寧に植えていきました。

 6年生は、田植え機を使った作業にも挑戦し、下級生たちにお手本を見せようと気合の入った様子で機械を押していました。

 秋には、自分たちの手で稲刈りも行い、収穫したコメは給食で美味しく食べるということです。

体験した6年生はー
「2年生のときは足まで入りそうで大変だったけど、身体が成長して動かしやすくなり楽しかった」

「(下級生の)お手本になれたと思う。大きくなって、去年より多くとれたらいいと思う」

「農家さんがいるおかげで美味しいものを食べることができているので、良い職業だなと思う」

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