オリンピックへとつなげる戦いを 男子日本代表がVNL開幕週へ向け出国

キャプテン代行を務める西田有志【写真:月刊バレーボール】

男子日本代表はブラジルで行われるネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド第1週(5/21~26)を前に、オランダでの合宿に向けて5月9日(木)に日本を旅立った。

石川祐希主将と髙橋藍はイタリア・セリエAのシーズンが長引いた影響を考慮し、今回の遠征には帯同しない。代わってこの期間中、キャプテンを代行する西田有志は「どこも強豪で、難しい試合になることは間違いないが、今このメンバーでも勝つことは必ずできると思う。ナーバスになることはなく、いい状態で戦っていくことがオリンピックにつながる」と話した。

攻守のバランスで勝負、大塚達宣【写真:月刊バレーボール】

アウトサイドヒッターの大塚達宣は「やはりあの2人がいないと負けちゃうんだな、と思われるのは選手全員がいやだと思うので、しっかり立ち向かってそこで貢献したい」と決意を語り、司令塔の関田誠大は「オリンピックでも難しい状況が必ずあると思うので、そこでどういう対処をするか、このVNLでチームとして(確認を)やっていきたい」と、大会でのポイントをあげていた。

男子日本代表は練習試合などを挟みながら5月17日(金)までオランダで合宿を行ったのち、VNL予選ラウンド第1週の舞台、リオデジャネイロ(ブラジル)へと移動する予定。第1週では5月21日(火)にアルゼンチン、23日(木)にセルビア、24日(金)にキューバ、25日(土)にイタリアと対戦する。

日本はすでにパリオリンピックの出場権を獲得しているが、この週に対戦する4ヵ国はいずれもまだ出場権を獲得しておらず、激しい戦いが予想される。

関田誠大のトスワークには世界が注目【写真:月刊バレーボール】

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