中国31省の1~3月GDP発表、経済が好スタート

中国では最近、全国31省・直轄市・自治区の今年第1四半期の経済指標が相次いで発表されました。写真は中国の市場。

中国では最近、全国31省・直轄市・自治区の今年第1四半期(1~3月)の経済指標が相次いで発表されました。GDPでは広東省と江蘇省が「3兆元(約65兆円)クラブ」に入り、成長率では16省が全国平均レベルを上回りました。成長率が最も大きかったのは吉林省で、6.5%でした。経済情勢は総じて良好なスタートを切ったとみられます。

今年1~3月のGDPでは、広東省、江蘇省、山東省が引き続き上位3位を占め、続いて浙江省、河南省、四川省、湖北省、福建省、湖南省、安徽省が全国トップ10入りしました。GDPが1兆元(約21兆5000万円)を超えた省は広東省、江蘇省、山東省、浙江省、河南省、四川省、湖北省、福建省、湖南省、安徽省、上海市、北京市、河北省の13カ所でした。

また、国家統計局によると、1~3月の中国GDPは物価変動要素を控除した成長率が5.3%で、総額は29兆6299億元(約638兆円)でした。1~3月のGDP成長率が全国平均レベルを上回ったのは吉林省、江蘇省、重慶市、浙江省、湖北省、四川省、北京市、山東省、内蒙古自治区、甘粛省、福建省、寧夏ホイ族自治区、河北省、新疆ウイグル自治区、貴州省、遼寧省、天津市の16カ所でした。中でも吉林省は全国トップの6.5%で、江蘇省と重慶市は同率の6.2%で共に2位でした。(提供/CRI)

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