ゼウス、クレジットカード決済を手軽に利用できる「スタディPAY」を学習塾・学校法人向けに提供開始

ゼウスは、学習塾・学校法人向け決済サービス「スタディPAY」の提供を開始したことを、5月9日に発表した。

同社は、2022年3月に司法書士や税理士など士業の人向けクレジットカード決済「士業PAY」の提供を開始し、その後も学会・研究室・セミナー向けクレジットカード決済「学会PAY」、医療機関向け端末決済サービス「buddy for クリニック」など、さまざまな業種・業態の決済デジタル化に向けて取り組んできた。

コロナ禍の影響で塾や私立学校の入会・入学金や授業料の支払いをオンラインやキャッシュレスで受け付けるケースが増加したことに伴い、同社へのクレジットカード決済に関する問い合わせが増えた。こうした背景から、学習塾・学校法人を運営する事業者がクレジットカード決済を手軽・便利に利用できる「スタディPAY」を提供することとなった。

「スタディPAY」は初期費用・月額費用0円の学習塾・学校法人向けクレジットカード決済サービスで、クレジットカード決済手数料1.95%から利用できる。システム開発することなくメールで簡単にクレジットカード決済を案内できる「メール決済」をはじめ、対面での支払いにも対応できる多機能なモバイル決済端末など、事業者のニーズや用途に合わせて提案される。

また、毎月の月謝や授業料のほか、入会金、教材費、季節講習費など、複数の利用料をまとめて請求する場合には、初回に手続きしたクレジットカードで2回目以降も決済できる「継続決済」も利用可能。さらに、オンラインで口座振替の受付手続きが完結する「口座振替決済サービス(Web受付型)」もあわせて利用できるため、クレジットカードを持っていない人への対応も可能となる。

「スタディPAY」の導入により、入金管理の手間や未入金時の督促業務などの煩雑な事務作業を軽減し、売掛金の回収率向上を推進する。

上記は基本料金プランとなっており、取扱高などにより最適な料金が案内される。対面決済で提供するのは、電子マネーやQRコード決済にも対応しているマルチ決済端末。また、クレジットカード決済のみの「クレカ専用コース」と電子マネーやQRコード決済もまとめて使える「フルセットコース」が用意されている(電子マネーやQRコード決済は、継続決済には非対応)。詳細については問い合わせが必要となる。

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