新茶の摘み取り始まる 那珂川町

とちぎテレビ

那珂川町の茶畑で5月10日から新茶の摘み取り作業が始まりました。

那珂川町矢又にある茶畑です。40アールある段々畑で青々とした茶葉がちょうど収穫の時期を迎えています。

10日は朝から茶葉の製造元や地域の人が20人ほど集まり、手作業で茶葉を摘み取っていきました。那珂川町はお茶が生産できる北限で今年の生育状況は例年並みだということです。

この茶畑は那須烏山市で紅茶の製造や販売を行う烏山製茶工場が管理していて、やぶきた茶を農薬を使わずに栽培しています。若くて柔らかい2枚の葉と1本の芯を丁寧に摘んだ茶葉は機械で摘み取ったものと比べて雑味が少ない紅茶に仕上がるといいます。

摘み取った茶葉は発酵させた後、熟成させ「那須野紅茶」の名前で道の駅ばとうなどで販売されるということです。

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