【ロッテ】7連敗後に息を吹き返したのは 投手陣が抜群の安定感!「投手王国誕生」の予感

ソフトバンクが首位を独走しているパリーグ。残りの5球団の奮起が期待される中、息を吹き返したのがロッテだ。

2024年4月の下旬に7連敗を喫して借金4に。このままズルズルいくかと思われたが、反発力がある。

その後の9試合で7勝2敗。5月7日の西武戦(ZOZOマリン)で6-1と快勝し、4連勝で貯金1とした。

打線も好調、クリーンアップがきっちり仕事

9試合のうち6試合が1失点以下と投手力が安定していることで、主導権を握れている。

先発陣は、佐々木朗希、種市篤暉、小島和哉、メルセデス、ダイクストラと強固な陣容だ。

救援陣は、セットアッパーで開幕から13試合連続無失点を記録している鈴木昭汰の奮闘が光る。

開幕して間もなくは、本来の状態でなかったため登録抹消された守護神・益田直也も復調気配だ。

打線も最近5試合でメンバーが固定されるようになり、機能している。

岡大海、藤岡裕大の1、2番コンビがチャンスメークし、角中勝也、ソト、ポランコのクリーンアップで還す。6番に入る佐藤都志也が打率.361と打撃好調であることも明るい材料だ。

佐々木、種市、小島は投手タイトルを狙える力ある

スポーツ紙デスクは

「先発陣に2ケタ勝利を狙える投手がそろい、佐々木、種市、小島は投手タイトルを狙える力を持っている。投手王国の誕生を予感させますよね。打線が機能すれば、白星が積み重ねられると思います」

と評価する。

5月10日の日本ハム戦(エスコンF)は佐々木が先発予定。勝利すれば、日本ハムと入れ替わり、2位に浮上する。

日本ハムには今シーズン1勝5敗と負け越しているだけに、敵地での3連戦で雪辱を果たせるか。(中町顕吾)

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