武蔵野銀行2023年度決算 5年連続増益

 武蔵野銀行は10日、昨年度=2023年度の決算を発表しました。

 当期純利益は107億円で5年連続の増益となりました。

 武蔵野銀行によりますと、貸出金の期末残高はコロナの5類移行に伴って社会経済活動が正常化し、企業の設備投資や個人の住宅ローンの需要が増えたことなどから、前の年度から2.1パーセント増加して、4兆67億円となりました。

 また、本業のもうけを示すコア業務純益は、貸出金や有価証券の利息が増えたことで、前の年度よりも10億円増えて163億円となりました。

 一方、経常利益は取引先の業績の悪化などに備える与信関係費用の減少などにより、7億円増額して151億円となりました。

 当期純利益は107億円で前の年度から3億9000万円増えて5年連続の増益です。

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