歌人・大西民子生誕100周年記念展示「ひゃくひゃく」/埼玉県

 旧大宮市に住み、県職員として働きながら数多くの詩を残した歌人・大西民子の生誕100周年を記念した展示が、さいたま市立大宮図書館で開かれています。

 1924年に岩手県で生まれた大西民子は、短歌を学ぶために旧大宮市に移り住み、県の図書館などで働きながら短歌を作りました。

 生誕100周年を記念して開かれた展示は、100という数字にちなみ、埼玉県歌人会の会員からアンケートを取り「好きな歌」として選ばれた100首を掲示しました。

 「一本の木となりてあれゆさぶりて過ぎにしものを風と呼ぶべく」はアンケートで最も票を集めた歌の一つです。

 また、直筆の資料も特別に展示されています。

 大西民子生誕100周年記念展示「ひゃくひゃく」は、さいたま市立大宮図書館で7月7日まで開かれています。

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