「言葉がない」「韓国はパリ五輪に行けないチ―ムに実力で敗れた」インドネシアのPO敗退に韓メディアが愕然!「今の体制では、もはやアジアでも通じない」

現地時間5月9日、フランスで開催されたパリ五輪予選の大陸間プレーオフで、U-23アジアカップ4位のインドネシアがアフリカ予選4位のギニアと対戦。0ー1で敗れ、68年ぶりのオリンピック出場を逃した。

U-23アジア杯では準々決勝で韓国を破ったインドネシアは、28分にPKで先制を許すと、73分にもPKを献上。ここは失敗に助けられたものの、判定に猛抗議した韓国人のシン・テヨン監督がレッドカードを受けて退席処分となる。

その後の反撃もままならず、U-23アジア杯の準々決勝、同3位決定戦、そしてこのプレーオフと3連敗を喫して、悲願成就はならなかった。

前述したように、そのインドネシアに敗れて10回連続の五輪出場を逃した韓国のメディア『OSEN』は、「シン・テヨン監督も結局パリ五輪に行けなかった。そのような人物に敗れた韓国はどうなんだ?」と題した記事を掲載。こう伝えている。

「韓国を破ったシン・テヨン・マジックもインドネシアをパリ五輪に導けなかった。実力がベールに隠されたギニアは予想より強い相手で、終始一貫してインドネシアを追い詰めた。インドネシアは守備に忙しかった」

【画像】U-23アジア杯に駆けつけた各国の美女サポーターを特集!
同メディアは「韓国はもっと言葉ない。ベスト8でインドネシアに押された末、延長戦まで2-2、PK戦で10-11と敗れて敗退した。3大会ゴールを入れたアタッカーのイ・ヨンジュンは無駄なファウルで退場になった。数字でも押された韓国は、強さを発揮できなかった」と主張。危機感を露わにしている。

「単に海外組が招集できなかったり、運がなかったりが原因で負けた試合ではなかった。韓国は戦術的にも劣勢で、インドネシアに実力で負けた。もう東南アジアのチームを相手に華々しく勝利はできないレベルになったのだ」

記事は、「(U-23韓国代表の)ファン・ソンホン監督は8強敗退後、『今の体制は受け入れられない』とし、韓国サッカー協会への批判を惜しまなかった。韓国が長期的な大きな絵を描かずに短期間で大会に準備するシステムは、もはやアジア圏でも通じないということだ」と締め括っている。

敗れたインドネシアが五輪出場にできず、さらにショックが広がっているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社