甲板に取り残されたら…カーフェリーで火災を想定した救助訓練【新潟・佐渡市】

カーフェリーの火災を想定した救助訓練

佐渡市の両津港で、カーフェリーの火災を想定した救助訓練が行われました。

訓練は、消防と海上保安署、佐渡汽船が初めて合同で実施しました。カーフェリー「ときわ丸」から火災が発生し乗客が逃げ遅れた想定で、消防隊員が甲板に取り残された乗客を「はしご車」で救助しました。また、佐渡海上保安署の署員も巡視艇「ときくさ」からカーフェリーのハッチに乗り移り、車両甲板に取り残された乗客を救助しました。

■佐渡海上保安署 間端啓文署長
「災害時に海上輸送への影響を最小限にとどめるため、効率的な救助手法を確認し不測の事態に備えることが重要と考えている。」

カーフェリー「おけさ丸」でも、20日に同様の訓練が実施される予定です。

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