石川・小松市 ちびっこ役者が迫真の演技 250年以上続く「お旅まつり」

小松市の「お旅まつり」が10日から始まりました。

恒例の「曳山子供歌舞伎」が上演され、子ども役者たちが迫真の演技を見せています。

毎年この時期に行われ、250年以上続く、小松市のお旅まつり。曳山の上で演じられる「曳山子供歌舞伎」では毎年2つの当番町がそれぞれ舞台を披露します。

ことし最初の舞台は西町の「辰巳用水民之礎 稲葉左近館之場」

辰巳用水の工事を監督する板谷兵四郎が命を狙われ、兵四郎を守ろうとする前田利常や処刑のために加賀藩の検分役が兵四郎を探し回ります。

続いて曳山を持つ8つの町が合同で披露する「勧進帳」.

本来は材木町が当番町でしたが、高齢化のため単独での舞台が難しいことから、今回初めて「八町こども歌舞伎」として上演することになりました。曳山子供歌舞伎は12日まで上演されるほか、11日は細工町交差点で曳山7基がそろう予定です。

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