メーガン妃 ナイジェリア訪問で再び批判か 「エゴイスト的旅行」と専門家

メーガン妃(ロイター)

メーガン妃は10日にナイジェリアに到着し、英国訪問を終えたヘンリー王子と合流した。今後は夫妻で同国の軍本部を訪問し、インヴィクタス・ゲームを宣伝する予定だ。しかし王室専門家は「厳しい批判を浴びる危険性がある」と警告した。英紙ミラーが10日に報じた。

王室作家のトム・クイン氏は、メーガン妃が今回の訪問を恩着せがましい「エゴイスト的旅行」と批判される危険性があると警告。「多くの裕福な人々と同様に、彼女は王女が貧しい国の人々を訪問することについて何も恩着せがましいことだとは思っていません」と警告。「貧富の差を意識しない振る舞い」について危惧している。

メーガン妃は王室離脱前の2019年にもヘンリー王子とアフリカを訪問しており同様の批判を受けたが、クイン氏は「今回も同じことが起こる危険性がある」と語りつつ「メーガン妃とヘンリー王子は、慈善活動と同じくらいジャムやゼリーの製造を含むさまざまなビジネスに重点を置くことになるでしょう」とも皮肉った。

ナイジェリア国防省によると、夫妻はアブジャとラゴスの軍病院や慈善団体を訪問し、負傷した軍関係者やその家族と面会する予定であると述べた。またナイジェリアの治安長官との謁見も予定されており、ナイジェリア陸軍参考病院を訪れて負傷者や回復中の兵士らを激励する予定だ。

批判を浴びないためにも、メーガン妃はナイジェリアでつつましい態度を貫く必要がありそうだ。

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