横田めぐみさんの弟の拓也さんら拉致被害者家族会が10日、岸田総理と面会しました。
家族会は大型連休中にアメリカを訪問し、政府高官らと面会していました。拉致被害者全員の早期の一括帰国が実現するなら、日本政府による北朝鮮への独自制裁の解除に反対しないという新たな運動方針を説明し、理解を得られたことを総理に報告しました。
岸田総理は「国際社会とともに協力しながら、日朝首脳会談の実現に向けてハイレベルでの協議を続けていきたいと考えています」と話しました。さらに「日朝間で実りある関係を実現していくことは、両国にとって利益があるだけではなく 国際社会の平和と安定にも大変重要」と述べ、拉致問題の解決と日朝関係の改善に意欲を示しました。
