高校野球 春の青森県大会が開幕 夏に向けた前哨戦、青空の下で躍動

高校野球春の青森県大会が開幕しました。10日は県内4球場で1回戦11試合が行われました。

【木邨アナリポート】
「上空に青空が広がっている県営球場です。春の東北大会の切符、そして夏の青森大会のシード権をかけた春の県大会が始まります。こちらの球場の第1試合は青森中央対東奥学園です」

1点を追い掛ける東奥学園は2回、2アウトから3連打で満塁のチャンスを作ると、3番の坂本が落ち着いてフォアボールを選び、同点に追いつきます。

なおも満塁のチャンスで4番・金澤でしたが、ここは青森中央のエース、佐々木が踏ん張り、追加点を許しません。

すると3回、青森中央は2アウト1塁の場面で、エースで4番の佐々木がライトオーバーのタイムリー3ベース。自らのバットで勝ち越しに成功します。

その後、1点を加えた青森中央は5回、チャンスで再び佐々木が今度はセンターオーバー。2打席連続のタイムリーヒットで1点を追加すると、勢いに乗った青森中央はこの回、打者一巡の猛攻で一挙5得点。青森中央が7回コールドで初戦を突破しました。

【青森中央 佐々木優真投手】
(Q.勝ち越しタイムリー)「自分の得意なコースに来て、しっかり引き付けて打てたので良かったです」

高校野球春の青森県大会は順延などがなければ、準決勝は25日、決勝は26日に行われます。上位2チームは6月14日から宮城県で行われる東北大会へ出場します。

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