あわしまマリンパーク 7月再開めざし内覧会 飼育員が45人から11人に激減…地元住民に現状説明 静岡

2024年2月に閉園した静岡県沼津市の「あわしまマリンパーク」で、5月10日 地元住民などを対象にした内覧会が開かれ、新社長が現在の状況などを説明しました。

竹下昇輝 記者:
閉園から2カ月以上が経過しましたが、飼育員の懸命な世話の甲斐もあり、今も魚たちは元気に水槽の中を泳いでいます

沼津市のあわしまマリンマークで開かれた内覧会に参加したのは、地元の住民や年間パスポートを購入していた人など約80人です。

施設の老朽化などで2024年2月に閉園しましたが、放送作家の今村クニトさんが新社長に就任し、7月の再開を目指しています。

飼育員はこれまでの45人から11人と大幅に減ってしまいましたが、変わらずに動物の世話をしていることや、クラウドファンディングで集めた資金を充てていることなどが説明されました。

地元住民:
スタッフがすごく減ったと聞きびっくりしたが、新社長もガッツのある人でこれから頑張ってほしい

地元女性:
7月から再開したら、子供とたくさん来ようと思っている

再開に向けて今村新社長も手ごたえを感じるとともに、決意を新たにしている様子でした。

あわしまマリンパーク・今村クニト 社長:
自然発生的に拍手をもらえたのは、素直にうれしかったです。地域の人たちが「きょうもやっているね」くらいの感じになるように全力で頑張ります

内覧会は12日にも行われる予定です。

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