東南アジア客誘致へ課題探る 札幌で「アセアンタ」関連シンポ ムスリム対応強化、航空便増求める声

東南アジアからの観光客を増やす方策について話し合うアセアンタのエディ会長(左から2人目)や秋元市長(左端)

 札幌市の観光とMICE(大規模な国際会議や展示会)が持つ可能性について、東南アジアの観光団体幹部と秋元克広市長が語るシンポジウムが10日、市内で開かれた。札幌の魅力として四季折々の美しさや観光施設の整備が進んでいる点が挙がった一方、東南アジアに多いイスラム教徒(ムスリム)への対応強化を求める声もあった。市は、東南アジアからの旅客誘致に伸びしろが大きいとみて、さらなる需要獲得を目指す。

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