福岡市は、地域のボランティア活動などを支援するため、参加者に独自のポイントを付与する制度の実証実験を１０日から始めました。
福岡市の「ふくおかポイント」では、小学校区の自治協議会が取り組む清掃活動や子どもの見守りなどの地域活動に参加した際に、市独自の「地域ポイント」を付与します。
福岡市東区のＪＲ福工大前駅周辺では１０日午後から実証実験が行われ、住民らが花壇の手入れや草刈りをした後、スマートフォンのアプリを通じてポイントを受け取っていました。
ポイントの特典として、福岡マラソンの優先出走権や福岡市植物園でのキャンプ権などと交換できます。
福岡市では、こうした実証実験を９つの校区で１年程度かけて行った後、市内全ての校区に広げる計画です。
