終盤に畳みかけたインテルがフロジノーネに5発圧勝【セリエA】

[写真:Getty Images]

インテルは10日、セリエA第36節でフロジノーネとのアウェイ戦に臨み、5-0で圧勝した。

前節サッスオーロにシーズンダブルを許した王者インテル(勝ち点89)は、ラウタロやチャルハノール、バストーニら主力を半数ほどベンチスタートとした中、テュラムとアルナウトビッチの2トップで臨んだ。

降格圏の18位ウディネーゼと2ポイント差の16位フロジノーネ(勝ち点32)に対し、守勢の入りとなったインテルは9分、スーレのミドルでGKゾンマーを強襲される。

それでも19分、高い位置でボールを奪った流れから先制する。ディマルコのスルーパスをボックス左で引き出したテュラムのクロスにフラッテージが合わせた。

その後もリトリートしながら試合を進めるインテルは25分、ブレシャニーニの強烈なミドルをGKゾマーが好守で阻止。さらに41分のシェディラのシュートがバーに直撃した中、1点のリードで前半を終えた。

迎えた後半開始4分、ヘイニエルのミドルでGKゾンマーを強襲されたインテルは、52分にもピンチ。クアドラードのボールロストでピンチを招くと、ヴァレリにボックス手前から際どいシュートを打たれた。

さらに56分、ロングカウンターを受けた流れからゾルテアにGKゾンマーを強襲されたインテルだったが、2分後にCKからビセックのヘディングシュートがバーに直撃すると、60分に追加点。

ボックス右でバレッラのスルーパスを引き出したフラッテージのクロスをフリーのアルナウトビッチが難なく押し込んだ。

その後、ゴールを挙げたフラッテージとアルナウトビッチを下げる余裕を見せたインテルは78分にブキャナンに移籍後初ゴールが生まれると、80分にはラウタロが2月末以来となるゴールを決めて4-0。

止まらないインテルはテュラムにもゴールが生まれて終わってみれば5発圧勝としている。

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