「いい感じにグリーンまで行ったのにパットがうまくいかない」「このミスさえなければベストスコア更新できたのに」とくやしい思いをした人は多いはず。今回はパッティングがうまくいかない原因のひとつ“ヘッドアップ”を直す方法にクローズアップ。頭が早く上がると右肩が下がり、距離感も方向性も悪くなるのでしっかり直しましょう！
結果よりもスパットに向けてボールを打ち出すことに集中！
実戦では結果が気になるあまり、ついヘッドアップをしてしまう。これを防ぐには、スパット（ボールを打ち出す目印）を近くに設定し、そこに向けてボールを打ち出すのが有効です。ボールから10センチ以内が目安で、このスパットを見続ければ、頭が上がらず、ボールを強くヒットできます。
その後は頭の位置をキープしながら、「目」でボールの転がりを追う。肩をしっかり動かしてフォロースルーを低く長くとると、距離感も方向性もよくなります。
POINT
打球を「目」で追いかける
体が流れないように頭の位置をキープ。首の付け根を支点に顔の向きを左に少しズラして、打球を目で追います。
ヘッドを低く長く出す
フォロースルーをしっかり出すと、インパクトでパンチが入るミスも防止できます。
植竹勇太
●うえたけ・ゆうた／1995年生まれ、北海道出身。163㎝、63㎏。正確無比なショットに定評があり、フェアウェイキープ率はつねに上位にランクイン。今シーズンはツアー初優勝に期待。セガサミーホールディングス所属。
