ババンギダ兄弟、交通事故で死傷…快足で有名になった元ナイジェリア代表に悲劇

オランダ1部のフォレンダムは、かつての所属選手であるイブラヒム・ババンギダが交通事故のために47歳で亡くなったと訃報を伝えた。

兄である50歳のティジャニ・ババンギダと妻も事故で重傷を負ったという。

弟イブラヒムは1993年に日本で行われたU-17世界選手権で優勝したナイジェリア代表メンバー。兄ティジャニはアヤックスなどでプレーした快足ウィングとして知られ、ナイジェリア代表として1998年ワールドカップにも出場している。

事故はナイジェリア国内の高速道路上で起きたとされているが、ティジャニには意識があるという。

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ティジャニはナイジェリアプロサッカー選手協会会長を務めており、同協会の事務局長であるエマニュエル・ババヤロはこう述べている。

「ティジャニ・ババンギダ会長が、高速道路沿いで悲惨な自動車事故に遭った。彼の弟であるイブラヒム・ババンギダは、会長と彼の家族が病院に運ばれている間に、事故によりその場で亡くなった。彼の魂が神のもとで安らかに眠りますように」

なお、ババンギダは10人兄弟で、フィテッセ時代に日本人ともプレーしたハルナも元サッカー選手。

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